2016 January

 

 

 
 
 
 

 

 

 
 
今年の干支は丙申(ひのえさる)。小さな陶器の十二支、実は底面が陶判になっ ている。パリでもその年の干支を飾る事が出来るようにと20年以上前 に母が 送ってくれた大切なもの。小さな漆の台座に可愛らしくお座りする申。今年は母 の干支、穏やかで楽しい1年でありますように・・・。

 

 

 
 
お正月を日本で過ごす事があまり無かったこの20年、今年はお重や漆器、お正 月のお飾りなどを久しぶりに使う。母の残してくれたものをさまざまに 整理し た昨年以来、我が家のお正月用のもの達も細やかにお手入れして出番を待ってい た。結婚のお祝いに頂いた象彦のお重、お対にしたくて象彦に出 向くも今はも う廃盤の型とか・・・。お正月のたびに懐かしい思い出が蘇るのもなかなか良い もの、今年も沢山の素敵な思い出を重ねて行きたい。

 

 

 
 
 
日本の漆器は本当に美しい。鎌倉彫のダイナミックな構図と細やかな細工、木曽 漆器の木目を活かした漆の美しさ・・・、一口にお盆と言ってもさまざ まな表 情がある。載せるものやシーンによって豊かに使い分けたいもの。ベトナムに旅 をした時に見つけた銀箔の漆器も素朴な作りがまた別の味わい。 こちらはフラ ワーベースとして、銀箔のほんのりした輝きがとても素敵。さまざまな漆器の小 皿も今年はマメに使いたい。柔らかい布で拭いてきっちり 乾燥させて・・・き ちんとお手入れをする「丁寧な生活」、忙しい日常の中でもこんな時間を大切に したい。

 

 

 
 
最近少し日本酒をいただけるようになったので、河上恭一郎先生に頂いた切子の 杯を使い始める。切子のカットに淡い色の日本酒がきらきらしてとても 美し い・・・。祖父の形見のカガミクリスタルのトレイは小物入れとしても素敵。カ ガミクリスタルは満鉄のガラス工場からドイツに留学した各務(か がみ)氏が 大倉陶園の後援を受けて創業された日本初のクリスタルガラス工場とか。祖父は フランスに留学してから満鉄に居たのでそのご縁でたくさん のカカミクリスタ ルのものがあった。透明できらきらしていても、ダイヤモンドのような威圧感が ないのも穏やかでノーブル。テーブルの素敵なアクセ ントに・・・。

 

 

   
 
 
牡蠣が大好きな我が家、冬の間殻付きの牡蠣を見つけると迷わず買って帰る。パ リのプロ用調理道具のブティックで見つけて以来の必需品。サンジェル マンの 我が家の近くに冬の間だけ出る牡蠣のスタンド、いろいろな種類の牡蠣を選んで プラトーに盛り合わせて頂くのも冬のお楽しみ。

 

 

   
 
 
チョコレートやクッキーが苦手な私を良くご存知な友人から素晴らしいお醤油を 頂く。たまり醤油ではないのにとても濃い、「ふくいくとした」と言う 表現が ぴったりなコク。最近はヨーロッパでも良く見かける「SOY SOUCE 」 と一緒にしては失礼な上等なお醤油様!

 

 

   
 
 
今年は30年ぶりにスキーを再開することに!スキーウェアやグローブ、ゴーグ ルも昔とはずいぶん違う・・・、すっかり浦島太郎の気分。防水スプ レーや ワックス、スキーグッズを少しずつ揃えて再開に備える。パリに行く前は本当に スキーばかりやっていて、シーズンのほとんどはゲレンデに居 た。今年はヨー ロッパのスキーリゾートにも行ってみたい。

 

 

   
 
 
30年以上昔、父が母へのお土産に買って来たオーストリアのニットキャップ。 昔読んだ外国の絵本に出てきた帽子そのもののようなヨーロピアンな色 彩、 ネックウォーマーにもなる優れモノ?思い出のあるもは大切に長く使いたい。

 

 

 
 
 
mono index スポーツを始めるとおのずとボディの事が気になり始める。引き締まったボディ と艶やかな髪、しっとりしたお肌が理想だけれど・・・。移動が多いの で出来 る限りシンプルに暮したい私はサプリメントを摂らない上、エステにも行かない のであくまで自分で!眠る前の1時間は翌日の予定を考えながら 静かにボディ ケアにいそしむ。そして何より気をつけているのは「手」。どんなに若く見えて も手を見てがっかり、ということも。美容師さんから勧め て頂いたハンドク リームではないハンドプロテクター、手袋が出来ないシャンプーの前に。 page top

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